■ ID
| 1294 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 妻沼低地・荒川低地における埋没地形面の形成過程と変形構造
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■ 著者
| 石原武志
東京大学 須貝俊彦
東京大学 八戸昭一
埼玉県環境科学国際センター
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■ 出版元
| 日本地形学連合 |
■ 出版年
| 2010 |
■ 誌名・巻・号・年
| 日本地形学連合2010年度秋季研究発表会、平成22年11月13日 |
■ 抄録・要旨
| 本研究では関東平野中央部の荒川低地中・上流域とその上流側に位置する妻沼低地において、ボーリング柱状図資料とボーリングコアの解析から埋没地形面を区分し、下流側の東京低地や荒川低地下流域の埋没地形面との対比および編年を試みた。本調査地域の地下には礫層からなる平坦面が複数認められた。これらの平坦面を高度と連続性から、高位よりT〜X面に区分した。また、妻沼低地南西部の熊谷扇状地の地下には埋没扇状地面が認められた。T〜W面は埋没段丘面であり、T〜V面は関東ローム層に覆われていた。これらの埋没段丘面は荒川低地によく発達する一方、妻沼低地で分布が不明瞭となった。これらの埋没地形面は、最終氷期後半の海面低下に応じた河川の下刻により順次形成されたものと考えられた。また、深谷断層の活動により、X面が上流側へ高度を下げる変形を受けていると考えられた。
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